2007年11月9日

雨水再利用する雨水タンクシステムの維持管理

 雨水再利用する雨水タンクシステムは、特に難しい管理は必要ありません。ただ、網かごにたまった落ち葉などのゴミや、タンクの底に沈殿した土砂などを定期的に清掃してください。また、ク-リングタワ-などの屋上設置物を清掃する時に、その排水が雨水タンクシステムの中に流れ込まいように注意することも必要です。

雨水再利用する雨水タンクシステムの蚊の発生


 1トン、2トンを超えるような大容量の雨水再利用する雨水タンクシステムでは、通気部分(ドレン管やオ-バ-フロ-管など)に防虫網などを取り付けることによって、蚊の発生を防止できます。一般家庭規模の雨水再利用する雨水タンクシステムでは雨水の回転が早く、タンク内に雨水が長期間貯留することがないので、蚊の発生は心配ありません。

雨水再利用する雨水タンクシステムの下水料金


 下水料金は水道使用量によって計算されますので、雨水を利用すれば下水道料金も少なくてすむはずです。しかし、雨水再利用する雨水タンクシステムに貯留された雨水をトイレや洗濯などに使用し、その後下水道に排水した場合は、井戸水の場合と同様、流量計をつけて雨水の使用量を測り、その分を下水道料金に上乗せすることになっています。庭の散水に使い下水に流さない場合は、料金はかかりません。
 しかし、雨水を溜めて利用したり、地下浸透させることは、下水道システムの負担や環境汚染の軽減に寄与しており、本来なら、下水道料金の免除などの措置が講じられてしかるべきでしょう。

雨水再利用する雨水タンクシステムの浄化槽転用


 埼玉県の越谷市では、浄化槽の雨水再利用する雨水タンクシステムのへの転用に助成金を出しています。それ以外の自治体でも浄化槽の雨水貯留タンクの転用に助成金を出しているところもあるので、お住まいの市町村に問い合わせてください。浄化槽の雨水貯留タンクの転用には、し尿をバキュ-ムカ-などで汲み出し、内部を水洗いし、場合によっては薬剤で簡単に消毒します。その後雨水を溜め始めてからしばらくは、タンク内の水交換を繰り返します。それで十分使用できます。

雨水再利用する雨水タンクシステムの容量の目安


 雨水再利用する雨水タンクシステムの用途により様々です。例えば、オフィスビルのような建物でトイレの洗浄水として使うには、集水面積の10分の1程度の容量があれば十分といえます(例えば、100平方メートルの場合10トンになります)。個人住宅では、4人家族で10トン程度のタンクを設置して、雑用水の約80%が賄えます。また、2トンのタンクで大人2人分の水洗トイレの洗浄水をすべて賄っている例もあります。

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